一般質問 令和8年6月定例会-1:地域回遊性の向上一般質問にて、「夢空間」の効果測定や「街ガチャ」を活用した回遊性の向上について問いました。質問項目件名リンク1. 地域回遊性の向上(1) 夢空間の効果測定について(2)「街ガチャ」を活用した回遊促進について→(本ページ)2. 国民健康保険税財政と保険税負担(1) 保険料水準統一化に向けた課題について(2)市民への説明について→記事を読む3. 図書館サービス(1)図書館費の推移について(2) 図書館サポーターの考え方について→記事を読む◆松本潤 通告に従い質問をいたします。 議長の許可を得まして、補助資料をサイドブックス内に格納しております。適時ご覧いただければと思います。 それでは、1点目、地域回遊性の向上についてお伺いいたします。 5月に夢空間がオープンをし、今のところ、特にダイニングカーは予約も好調であり、順調な滑り出しであると認識しております。複数のメディアでも取り上げられており、清瀬市の認知度向上には、一定の役目を果たしていると考えております。 一方で、市民の方から、あの電車、何という声や、図書館なくして、何で豪華列車なのという声が聞かれるのは事実であります。夢空間については、市報やmore!KIYOSE等でも紹介はされておりますが、清瀬市になじみのあるものとは言えませんし、図書館再編と夢空間は別の問題だと、私は捉えているんですけれども、市民の方からすれば、夢空間に使えるお金があるのに図書館には使えないのかと、そう思う方がいらっしゃるのは、無理のないことだと考えます。 私の肌感覚でありますが、夢空間の設置の是非というのは、今回の市長選挙においても大きな影響があったのではないかと考えております。しかし、もう設置がされ、清瀬市が保存・活用していきますと方針を立てているものですし、クラウドファンディングで全国からご支援をいただいているものですので、今後はこの夢空間が市の目指しているにぎわいの創出にどう寄与していくのか、検証していくことが重要であると考えます。単純な利用者数だけではなく、夢空間が地域の活性化にどの程度寄与しているのかを、今後はどのような指標で測定し、検証していく考えなのかを、1点目にお伺いをいたします。 次に、「街ガチャ」を活用した回遊促進についてお伺いいたします。 昔は、子どものおもちゃというイメージが強かったカプセルトイですが、近年では、大人を主なターゲットとした商品も数多く登場し、コレクションや地域巡りのきっかけとなるコンテンツとしても注目されております。地域の魅力発信の手法の一つに、「街ガチャ」と呼ばれるカプセルトイを活用した取組を導入する自治体が増えております。「街ガチャ」とは、地域の名所や特産品などを題材にした地域限定のカプセルトイであり、来訪者がまちを巡るきっかけを創出するとともに、地域の魅力発信や回遊性向上につなげる取組であり、単なるグッズ販売ではなく、地域への愛着形成や情報発信の効果も期待されております。また、複数箇所に設置することで、商店街や観光スポットへの誘導につながり、市内の回遊性向上が期待できます。 近隣では、新座市や小平市でも「街ガチャ」を導入した事例があります。先ほどの夢空間や、7月に開催予定のひまわりフェスティバルもありますし、ほかにも下宿のふせぎや中里の火の花祭などの文化財もありますので、地域の魅力発信と回遊性向上を図る手法の一つとして、「街ガチャ」導入の可能性について見解をお伺いいたします。◎木原シティプロモーション担当部長 私からは、夢空間の効果測定についてご答弁申し上げます。なお、鈴木議員への答弁内容と一部重複する箇所もございますが、ご了承ください。 初めに、夢空間について、議員ご紹介のようなご意見があることは、本市でも存じております。一方で、今後の活用や可能性に期待を寄せる声も多く、メディアやSNS等でも大きく取り上げられ、大変な話題となっております。5月のオープン以来、連日、市内外から多くの来訪者をお迎えしておりますが、中には、メディア等を通じて初めて本市のことを知り、実際に足を運んでくださる方も多くいらっしゃいます。オープンから約1か月間で約2,500名の方が夢空間の車内で食事をされております。見学目的の方も同程度に上るものと考えております。市といたしましても、日々、SNS等の発信状況を確認しておりますが、市外からの来訪者も多数含まれていると認識しております。 このように、現時点で多くの方にご来訪いただいており、議員ご指摘のとおり、今後はその効果を検証していく必要があると考えております。 具体的な効果検証の第1ステップといたしまして、まずは、地域産業への直接的な効果を検証してまいります。まず、確実に見込める歳入といたしまして、事業者からの施設賃貸料が年間120万円ございます。さらに、市内への直接的な経済効果といたしましては、清瀬夢空間レストランのオープンに伴う調理、サービス訓練や開店準備のため、清瀬市産の新鮮野菜、飲料、アルコール類、パン、リネンなどの4月分の調達費といたしまして、運営事業者の株式会社エヌケービーから市内事業者へ既に73万8,000円が支払われております。5月分につきましては、現在算定中でございますが、同等程度の経済波及効果が見込まれるものと考えております。そのほか、二次的な効果といたしまして、夢空間への来訪者による市内店舗での買物や飲食などの消費行動、各種交通機関やシェアサイクルを利用した来訪者数などを検証し把握することができないか、今後研究してまいりたいと考えております。 なお、市では、このような効果をさらに高めるため、夢空間と市内店舗を巡ることによる地域活性化への取組といたしまして、相互のレシートを活用した仕組みづくりを検討しております。夢空間でのレシートを市内店舗へ持参することで割引やサービスを受けられるようにし、反対に、市内店舗でのレシートを提示することで、夢空間で特典を受けられるといったような内容となっております。あわせて、ひまわりフェスティバルや市民まつりなどの大型イベントと連動し、夢空間への回遊や訪問を促すための効果的な戦略を検討し、今後展開していきたいと思っております。 なお、直近では、7月12日の午前10時から午後3時まで、まつぼっくるにおきまして、野菜と健康をテーマにしたマルシェの開催を、星野議員が中心となって企画いただいているということでございます。これら様々な仕掛けによりまして、夢空間への来訪者をさらに増やすことができ、ひいては、市内の消費行動拡大につながるものと考えております。 今後、地域振興部と共に、清瀬商工会や市内事業者、観光協会の皆様と緊密に連携し、夢空間と地域活性化のため、市内を巡る回遊性の促進につなげてまいります。あわせて、指標測定につきましても、正確な金額算定のための委託なども含めて検討を進めてまいりたいと考えております。 こうした様々な仕掛けに加えまして、夢空間への寄附受付やふるさと納税の活用、返礼品の開発、ロケ撮影の誘致など、積極的に夢空間を活用し、持続可能な保存活用のための協力を皆様に仰ぐとともに、認知度向上に努めてまいります。 また、メディア露出による広告換算価値についても、極めて高いプロモーション効果があるものと考えております。仮に、これまで夢空間をテーマに放映されたニュース番組や通常の番組について広告費として換算した場合、条件によって異なりますけれども、1分間当たりの制作費と放映料合わせて約600万円から1,000万円程度の価値に相当するとのことでございます。夢空間につきましては。直近のみでもテレビのキー局で、4番組、計24分間にわたり放送されていることから、高額なパブリシティ効果を実質的な費用負担なしで獲得できていることになります。 さらに、SNSや動画配信、新聞、鉄道関連の主要雑誌などの露出実績を考慮すれば、広告費としての価値はさらに拡大するものと想定されます。これらを踏まえましても、夢空間が本市の新たなにぎわいの核として、本市の知名度向上やシティプロモーションに大きく寄与していることは明確でございます。 なお、精緻な経済波及効果の測定につきましては、1年間程度のデータ集計期間が必要となるため、来年度を目標に、年間を通じた正確な経済波及効果を算定できる手法について検討してまいります。 いずれにいたしましても、本市といたしましては、夢空間を軸に多様な主体と連携し、地域の活性化と持続的な話題づくりに全力を尽くしてまいります。◎戸野地域振興部長 「街ガチャ」を活用した回遊促進につきまして、ご答弁を申し上げます。 ご質問をいただきました「街ガチャ」につきましては、近年、他の地域においても導入事例が増加しており、その効果について、本市も注目をしております。具体的には、来訪者の皆様の好奇心を刺激し、地域内の回遊を促進するとともに、消費活動を喚起する新たな手法として有効であると認識をしております。また、市民の皆様にとりましても、地域の魅力や資源を再認識し、まち歩きのきっかけとなることで、郷土への愛着を深める効果が期待できるものと考えております。 しかしながら、本市におきましては、現時点での導入時期や具体的な実施形態についてはまだ研究段階にあり、今後、他自治体における導入事例などについて、詳細な調査が必要であると認識をしております。 導入を検討する際には、本市ならではの特色あるアイテム選定が不可欠でございます。「街ガチャ」は地域を象徴するモチーフをカプセル化し、来訪者や市民がまちを歩くきっかけをつくる回遊促進ツールであると捉えております。そのため、風景、特産品、歴史といった本市の魅力を来訪者や市民の皆様にいかに魅力的なコンテンツとして提供し、喜んでいただけるかを創出するための研究も必要でございます。加えて、観光客が訪れる主要な観光スポット、交通結節点、商店街などにおける効果的な設置場所の選定、及びそれらをつなぐ回遊ルートの形成につきましても、綿密な検討が求められます。 本市といたしましても、清瀬駅周辺をはじめ、中央公園や商店街など、市内全域における回遊性の向上は喫緊の課題であると認識をしているところでございます。 そのような中で、議員からご提案をいただきました「街ガチャ」は、回遊促進の一つの有効な手法となる可能性を秘めているものと、本市も捉えております。 つきましては、議員ご提案の視点も十分に踏まえながら、地域経済の活性化と来訪者、市民の皆様の満足向上に資する回遊促進策について、既存の手法にとらわれることなく、幅広い視点から多角的に研究を進めてまいります。◆松本潤 ありがとうございました。それでは再質問させていただきます。 まずは、夢空間の効果測定についてです。市内店舗での買物や飲食などの消費行動や交通機関の利用状況、そういった利用状況などを測定していきたいと、前向きなご答弁いただけたのかなと思っております。 相互のレシートを活用した取組というのも、大変面白いんじゃないかなと思います。夢空間を見に来られた方、利用された方というのが、いかに市内のほかの場所を利用していただけるのか。こうした施策次第だと思いますので、ぜひ地域が活性化するような取組をしていっていただきたいと思います。 しかし、可能であれば、レシートだけでなくて、清瀬市の地域アプリであるニンニンポイントアプリを利用した取組というのも実施していただきたいと思います。例えば、夢空間と商店街のデジタルスタンプラリーといった取組で、夢空間の利用で1スタンプ、商店街の店を利用したら1スタンプ、合わせてスタンプ幾つでポイント幾らみたいな取組であったり、今後夢空間で行われるイベントに参加したら、商店街で使えるクーポンがもらえますみたいな、そういった取組というのができればいいんじゃないかなと思うんですけれども、こうしたやり方での地域アプリの活用というのは、技術的には可能なんでしょうか、お伺いいたします。◎戸野地域振興部長QRコードを読み込む方式などによりまして、技術的にはポイントなどを付与することは可能でございます。◆松本潤 ありがとうございます。そういったことができるんでしたら、地域アプリの活用促進というのは、予算委員会でも、原議員や香川議員が取り上げられていたと思います。ぜひ検討していただければと思います。 あとは、先ほどご答弁で、メディアでの広告換算価値というのは相当あるとお伺いしました。SNS上でも、番組のことを取り上げている投稿を拝見しましたので、テレビの力、やはりすごく大きいんじゃないかなと思いました。昨日も「プレバト!!」という番組に出たと、先ほど部長にお会いしたときに、うれしそうにというか、お話をいただきましたので、その中で私も見たんですけれども、出演者の方が夢空間の中で水彩画を描いていて、こんな絵が実際もらえて飾れたらいいんじゃないかなと大変思ったところなんですけれども。あとはテレビ効果、大変重要なんですけれども、SNSを活用した周知、特に市が行うというものではなくて、SNS上で影響力を持つクリエーターの方であったり、地域のインフルエンサーの方と連携して、夢空間の魅力発信や市外からの誘客につなげる取組についても検討していただきたいと思います。 ちょっとお伺いしたいんですけれども、今現在、夢空間内での動画撮影、ライブ配信というのはどういった扱いになっているのか、お伺いできればと思います。◎木原シティプロモーション担当部長車内での動画撮影やライブ配信につきましては、ほかのお客様のご迷惑にならない範囲でしたら可能でございます。お客様の中には、周りをあまり気にしないで良い個室の中で撮影され、発信される方が多くいらっしゃいます。◆松本潤 ありがとうございます。インフルエンサーの視聴者というのは、好きな配信者を見ていらっしゃるわけですけれども、見た結果この場所何とか、この人が行ったなら一度行ってみたいとつながればいいんじゃないかなと思います。ただあまり、何か、失礼な話、迷惑系と呼ばれる方に来られても、イメージが合わないと思いますので、必要に応じてガイドラインを設けることも、場合によっては、やる必要もあるかもしれませんけれども、広告効果という意味では、可能性を秘めていると思いますので、ぜひ何か取組、検討していただければと思います。 続いて、「街ガチャ」についてです。補助資料に、近隣の小平市と新座市の「街ガチャ」の資料を用意しましたので、ちょっと投影したいと思います。これは小平市ですね。小平の特産のブルーベリーであったり、あと多摩六都科学館のキーホルダーみたいなものがあったり、あと新座市では、新座市のイメージキャラクターですね、が入っているんですけれども。この「街ガチャ」導入のメリットとしては、回遊性の向上が期待できることはもちろんですけれども、実は初期投資がほとんど関わらないという点も大きな利点の一つであります。このカプセルトイの中身や、設置する機器の提供や保証というのは、提供されている会社のほうで負担していただけるということなので、これはありがたいお話なのかなと思います。あとは、中身や設置場所次第だと思うんですけれども、例えば夢空間だったら話題性のある今がチャンスなのかなと思い、提案させていただきました。 夢空間であれば、清瀬市には2両設置されておりますけれども、実は寝台車も合わせて3両編成でしたので、例えば市内のこの場所ではラウンジカー、別な場所ではダイニングカー、こちら寝台車が当たりますみたいな、と分けていただいて、3両そろえば連結できますみたいな取組もできるんじゃないかなと思いましたので、導入について前向きに検討していただければと思います。













