議案第52号 令和4年度清瀬市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

【賛成】

 

令和4年度決算額
歳入:82億4,034万9,653円
歳出:80億4,556万6,121円
差引額:1億9,478万3,532円(令和5年度へ繰り越し)

 

国民健康保険の被保険者は年々減少傾向にあります。大きな要因として、国民健康保険から後期高齢者医療制度へ移行する方が多いことが挙げられ、高齢化が進んでいることがうかがえます。
また、被保険者には年金生活者などの低所得者世帯が多く、高齢化による医療費の増大もあり、国民健康保険会計は厳しい財政状況にあります。

 

国の負担分の引き上げや、子どもにかかる均等割の軽減など、国民健康保険制度には制度上の課題はあるとは思います。
しかし、国民皆保険制度を維持するためにも、まずは私たち市民ができることを行うのも重要かと思っております。
特定健診の受診や、検診結果に応じた健康の維持・改善への意識向上、不必要な受診を控えたり、ジェネリック医薬品への移行など、そうした取り組みが財政負担を軽くし、今後の医療費を上げないために必要なことです。

 

そのための啓発活動や健康維持への施策を、福祉保健常任委員会や、清瀬市国民健康保険運営協議会を通じて市には要望してまいります。

 

本議案については【賛成】をしております。